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産後のお母さんは、心身や生活そのものが大きく変化します。その時期をどう過ごすかによって、その後の育児や家族の生活が変わることも多々あります。

出産直後からお母さんは2-3時間おきの授乳や抱っこと、24時間の育児がスタートします。出産で疲れた身体を労わることなく、可愛い小さな赤ちゃんを目の前に頑張りすぎてしまうことが多いのが現状です。産後の身体はダメージを受けており、回復にはある程度の時間がかかります。

赤ちゃんが泣きやまないと……おっぱいが足りないの？それともどこか体調が悪いの？と不安になったり・・・。おっぱいは張って痛いし、慣れない赤ちゃんの抱っこに手首も痛い…。こんなに大変なのに、お父さんはいつもと変わらぬ同じ生活を送っているように見える……どうして私だけ？と感じて、お父さんに不満があったり、両親に八つ当たりしたりしているお母さんは少なくありません。

産後のお母さんの身体は、急激にホルモンバランスが変化し崩れる為、精神的にも不安定になります。お父さんや周りの人達の言葉や赤ちゃんの泣き声にイライラしたり、落ち込んだりするのは、当然なことです。出産後は、お母さん自身も周囲も赤ちゃんが優先になってしまい、お母さんのことは後回しになっています。「母親なんだから…」「お母さんになったら、みんなが通る道」と。しかし、この時期に無理をすると、正常な思考ができなくなったり、自信がなくなったりすることにより産後の鬱になることもあります。また、時には夫婦仲が悪くなったりすることもあります。女性にしかできない出産の大きな喜びを心の底から実感し、出産後の生活や育児に伴う大きな不安を解消し、母子の心身の健康と母親の社会復帰を応援する場所として、産後のママをケアする、マミーキャンプで在りたいと考えております。今後、産後ケアセンターMammyCampが日本全国に広げられたら大変嬉しく思います。

代表　松永 久美子